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小さな君の、腕に抱かれて

  • Posted by:
  • 2016-01-23 Sat 17:59:24
  • SA - other
小さな君の、腕に抱かれて (ディアプラス文庫)
菅野 彰
新書館
売り上げランキング: 3,822

ある朝ほぼ全裸で目覚めた大学の図書館司書の奏一は、勤務先の学生が一緒にいることに愕然とする。その彼・祐貴は、思わせぶりな言葉を紡ぎ、脅すように度々部屋を訪れるが、触れてくる手はとてもやさしい。とまどう奏一は、ようやく記憶の底にあった八年前の、短い季節を思い出す。小さな手でしがみつきながら、何度も「歌をうたって」とせがんだ、幼い少年のことを…。一途な年下攻ラブ・ストーリー!!


 まだ言ってなかったね。ずっと、あなたが好きでした。

 大学生×図書館司書。
 八歳差の年下攻再会もの。

 八年前に少しだけ一緒に過ごしたことがある少年が大学生になって目の前に現れ、ずっと好きだったと一途な告白をされて戸惑う受。過去の面影を忘れられずに応えられない日々の中、また共に過ごす時間を楽しく感じている自分に気付くとともに惹かれていることにも気付くが…というお話。

* 感想 *


 何年ぶり?っていうくらい久しぶりに作品を読んだけど、とても菅野さんらしいお話でした。
 ところどころに織り込まれたキャラクターたちのコミカルなやりとり、繊細な心理からくるもどかしさ。少しだけ特徴のある言葉のチョイス…何年経ってもやっぱり好みで懐かしさを覚えつつ楽しみました。

 ストーリーは再会ものとしては王道で、攻が正体を隠して近づいてきてそれを教えないまま好きになってもらおうとしていたところが面白くて序盤の掴みはバッチリ。
 前半は子供じゃないと背伸びをするように過去の面影から脱却したがる一途な執着を見せる年下攻に萌えたりして楽しかったんですが、案外アッサリまとまってサラッと読めて丁度良かったなと思いつつ書き下ろしである後半に突入してみたら、こちらが本番!といった具合に菅野節が利いてて奏一(受)の不安爆発(苦笑)
 前半萌えポイントだった祐貴(攻)の背伸びや一途さが奏一にとっては痛みになってしまうのが、出会ったときに小学生と大学生という非保護者と成人だったがゆえの罪悪感発動で、個人的にはそういう年下らしさが好きな人間としてはすんなり年下攻に萌えさせてくれなかったのはもどかしかったけど読んでて新鮮でした。ああそこが重荷になっちゃう人もいるんだなって。
 まあ当時の祐貴が置かれた状況を思うと自分を抑えつけるようにして早く大人になろうとしていたっていうのは確かに切ないし痛々しくもあって胸はちょっぴり痛んだんですけどね……ただ、終わってみれば祐貴が早く大人になろうと色々我慢してきたことを認めればそれで良かったように思えてしまった奏一のそれまでの言動が一方的だったぶん、祐貴の心情を思うとちょっとモヤッとしちゃいましたね。
 それだけが唯一私の中では引っかかったところかな。

 そこ以外は、ラストあたりの素直に年下らしさを出してる祐貴の控え目な甘え方が可愛かったので終わり良ければだったし、奏一の先輩である峰崎や奏一を自分のパバロッティにしたがった少女など、脇キャラも個性的で面白かったです! キャラ同士の遠慮のないやりとりが面白いのも菅野さんの作品の読んでて楽しいところだね。
 木下さんの絵もお話の雰囲気に合っててとても良かったです♪

* 萌えポイント *


 峰崎さんの「どんなにおまえの顔が好みでも、どの穴に突っ込んだらいいのかもよくわからん」発言も大層印象深いセリフでお気に入りではあるのですが(笑)、年下攻好きとしては奏一だけがいれば他は何もいらないと、いっそ盲目的なほどの執着を見せる祐貴の一途さがなによりもツボでした。
 ただ奏一にとってはそれこそが、寂しさに付け込んで刷り込みのように自分の存在を植え付けてしまったように思えて、一途に愛情を向けられる心地よさが痛みになってしまうわけだけど、やっぱり傍から見ているぶんには年下攻の健気なほどの一途さや彼に子供だとみられたくなくて精一杯背伸びをしようとしている様子は可愛くて萌えなんですよね(笑)
 中でも、それまでが比較的理性的で聞き分けの良さもあるタイプだっただけに、後半で奏一から別れを告げられ家に帰れと言われた直後の泣きながら叫ぶシーンは、それまで我慢していたものがぶわっと一気に溢れたようでとても印象深い
 上手くいっていると思っていたものが突然一方的に突き放されて、困惑と混乱の中でただ奏一が好きなのにこれ以上どうしたら受け入れてもらえるのかわからない苦しみが伝わってきて胸が締め付けられるシーンでした。
 理性的でクールな年下攻もいいけど、やっぱりこんなふうに感情をぶつけてくるほうが可愛げがあっていいね。
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