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今宵おまえと 一章

4813052835今宵おまえと 1章 (ミリオンコミックス Hertz Series 89)
木下 けい子
大洋図書 2010-11-13

by G-Tools

西島陸郎にはずっと好きな相手がいた。十年来のつきあいになる、親友の和久井保孝だ。男同士だから、親友だから、いつかそのうち可愛いお嫁さんをもらって幸せな家庭を築くはずだから──── そう思って、自分の気持ちは押し殺してきた。それなのに、後輩の泣き落としに流され、男と寝たと飲みの席で保孝本人から聞かされる。それなら相手は自分でもいいはずだ、陸郎は保孝を自分のものにする決意をするのだが!?


 1冊で終わっていると思い込んでいたのに、続いていたっていうね! …なぜ私はタイトルのあとについている一章という単語を見落としてしまったんだorz まあ、木下さんだし買うけどさあ。にしても最近ちょっとウッカリが多すぎる(汗)

 で、感想ですが。
 十年…ひっそりと想い続けていた陸郎の想いを知らない保孝が、何気なく落とした爆弾発言をキッカケに揺れる陸郎の気持ちが読んでいて切ない。ちょくちょくコミカルなシーンがあるので重すぎることもないけど、そういうシーンがあるからこそ、ふと保孝に向ける真剣で切実な陸郎の表情が心情をとても雄弁に物語るというか。河原で、保孝になかったことにしないでくれ、本当に駄目かと訴えかける姿とかめちゃくちゃじんときた。十年分の想いだからこそ、後輩の泣き落としに絆されたという保孝への希望が捨てられない…それがすごく伝わってきて、最後の涙を零しながらひとり好きだと呟く陸郎の姿にうるっとしつつキュンとした。
 しかし、どこかで陸郎の気持ちに気づいていながらも、親友という関係を壊したくないから気づかないようにしていたという保孝の気持ちもわかるだけに、二人の微妙なバランス関係がとても焦れったいというかドキドキするというか。でも、陸郎から詰め寄られたときに突き離せない時点で、結果は出ているようなもんだと思うけどね(笑) 泣き落としに流されて男と寝ただけあって、基本的に保孝は優しすぎる。それでも、陸郎を受け入れるときは絆されてしょうがなく…ではないことを願う。つかあの後輩…食えない男だなあ。まだ二人のことを絶対邪魔してきそうでとても嫌な予感しかしない(苦笑)

 まあとにもかくにも、続きが早く読みたいです。1年後とか…どんな拷問やねん…orz
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