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ムーンライトマイル

4403523110ムーンライトマイル (ディアプラス文庫)
一穂 ミチ 木下 けい子
新書館 2012-09-08

by G-Tools

上映中のプラネタリウムで彼女に浮気を咎められ派手に振られた大地。学芸員の昴にきつい皮肉を浴びるものの、なりゆきで科学館でアルバイトをすることになる。昴は大人しげな見かけに反して気が強く厳しい。そんな彼に最初は苦手意識を持つ大地だが、天文一筋で誠実ゆえに偽りのない昴を知るほどに惹かれてゆく。その視線の先に別の誰かがいると気づいた時にはもう後戻りできないほどに───。


 オールトの雲のスピンオフ。
 20歳×28歳の、年下攻星屑ロマンス。
 なんか言葉の響きいいですよね…年下攻ということころも含め星屑ロマンス。
 というかまさかオールトのスピンオフだったとは…!!(汗)
 そ、そっちまだ積んだままなのに…知らずに読み始めて読了しちゃったよ( ;∀;)
 とりあえず、スピンオフなのでこの作品だけ読んでも問題なく楽しめることは間違いないです確認済みですので(キリッ)(キリッ、じゃねーわ)

 では感想。

 全体的に甘酸っぱい、キュッと胸を掴まれるようなお話で、読みながらキュンキュンしっぱなしだった。大好きだこのお話。
 もうとにかくとにかく大地が可愛くてね!!!
 最初こそ下半身がだらしなさすぎるチャラさが気になったものの、読めば読むほどにイイ意味で子供っぽい純粋さを残したまま大きくなったような、真っ直ぐで直向きなところがほんっと堪らなかった。ちょっと短絡的でアホっぽさを匂わせるところもまた良いアクセントでね! 個人的に一番キュンとするタイプの年下攻めだった(*´ω`*)スキよ。
 なのでとくに後半。彼が昴に本気になって一途に想うほど、一向に伝わらない、噛み合わない恋心を思って切なくなったりキュンとしっぱなしだった。昴視点だから余計に、大地の想いが昴に全部伝わりきってないのがもどかしいんだよね…。しかも昴は昴で、ずっと恒への想いを捨てられないまま悩み続けてるっていうのがね、大地可愛さのあまり若干昴が恨めしくなってきたほど(苦笑) それくらい、大地にとってある意味本気の初恋だったぶん、彼なりに一途に誠実であろうとする姿にキュンとさせられまくった後半だった。

 とはいえ、昴は昴で長年抱え続けてきた長い片恋を手離せない気持ちも、初めて誰かから想いを寄せられる幸福を知ってそっちに縋る…というか絆される(?)気持ちもある程度理解できるだけに、なかなか大地のことを受け入れられなかったり自分の気持ちに悩み続けるもしょうがないかなと思える流れだったと思う。それに、実は無自覚に大地にベタ惚れしてるのが廻り回って判明するところが可愛くて微笑ましいしね(笑) まあ読んでるとなんとなーく昴がどれだけ大地に傾いてるのかは伝わってくるので、本人的に思い切れないのがもどかしくもあり甘酸っぱくもあり、って感じかな。まさか恒相手にあそこまで心ここに在らずって状態だったのには、大地を思ってニヤニヤだったけどね! そういう、本人の割り切りの良さとは別のところで無自覚に作用する恋心、というものが読んでてとても面白かったです。あとがきSSで二人のラブイチャも堪能できて大満足!な1冊でした♪
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